MOBAは、eスポーツタイトルも多く、賞金額も他のゲームジャンルの中で一番高いゲームです。今回は、MOBAゲームの基本ルールから特徴・魅力までを解説します。
最後にはおすすめのMOBAゲームタイトルをPCとスマホの両方でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
MOBAとは?どんなゲーム?
MOBA(モバ)
マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(英:Multiplayer online battle arena、略称 MOBA)とはコンピューターゲームにおけるRTSのサブジャンル。
引用:wikipedia
MOBAは、複数のプレイヤーが2つのチームに分かれ、各プレイヤーは1人のキャラクターを操作して、味方チームと協力しながら敵チームの本拠地を破壊するか敵チームが降参することで勝利となるゲームです。
ゲームの流れ【MOBA】
ゲームの流れを説明します。
今回は、僕もやっている「伝説対決 -Arena of Valor-」を参考画像として説明していきますね。
流れとしては、大きく以下の4つに分かれます。
- ヒーローの選択
- 序盤
- 中盤
- 終盤
ヒーローの選択
ゲームを始める前にプレイヤーは自分の操作するキャラクターを選択します。
キャラクターにはそれぞれ役割があり、味方をサポートする「タンク」、攻撃力に長けた「アサシン」や「マークスマン」など、相手のキャラクターとの相性や、味方の戦略に合わせてキャラクターを選択します。
基本的に同一チームでヒーローの重複は認められないので、味方と相談して選びます。
序盤
フィールドでは、「トップレーン」「ミドルレーン」「ボトムレーン」3つレーンとジャングルと呼ばれる場所があります。
各キャラクターには、得意なルートがあり、それぞれのレーンに向かい、タワーを守ります。
序盤は、ミニオンや中立モンスターを倒し、レベルアップやお金を獲得して、アイテムショップから武器防具を購入して自身のキャラクターの育成を行います。
中盤
アイテムが一通り揃いはじめ、レベルアップによって強力なスキルも使えるようになっていきます。
敵キャラクターを倒したり、敵陣のタワーを破壊することでゲームが有利になるので、1対1や2対2などといった小規模戦が発生するようになります。
終盤
キャラクターの能力に合わせた性能のアイテムが揃い、高レベルでキャラクターの特徴もはっきりとするので、より有利に戦うためチームが集団で行動するようになります。
そのため、5対5のような集団戦が発生し、結果どちらかのチームが全滅し、復活までの待機時間中に本拠地が破壊されることで勝敗が決まります。
MOBAの特徴とは
MOBAの特徴は大きく3つあります。
- プレイヤースキル重視
- ゲームバランス
- 戦略性
プレイヤースキル重視
MOBAは、プレイヤースキルを重視したゲームです。キャラクター性能がずば抜けて高いなどはなく、プレイヤー個人のスキルによってゲームを覆すことも可能です。
課金で強さの優劣はつかない
MOBAと呼ばれるゲームは様々ありますが、課金要素はあるものの、課金によって強さに優劣がつくことはありません。
キャラクタービジュアルの変更や、無課金より早くキャラクターを使用できる程度です。
戦略性の高さ
MOBAには必勝パターンが存在しません。戦況によって、チームの戦略や個人の立ち回りが大きく変わることも多々あります。
毎試合ごとに違った試合展開になる競技性の高さも魅力です。
MOBAの魅力とは
eスポーツのタイトルとして多数選出されているMOBA。世界中から注目されているMOBAの魅力について説明します。
- 賞金が高い
- 競技人口が多い
- 観戦向き
賞金が高い
MOBAのeスポーツ大会の賞金はけた違いに高いです。ゲーム別で賞金総額を表にしてみました。
ゲームタイトル | 賞金総額 |
DOTA2 | 約198億 |
League of Legends | 約73億 |
参照データ:e-Sports Earnings
※ドルの円換算は2019/5/2に計算しています。
人気ゲームタイトルでは億単位の賞金が動いています。
競技人口が多い
リーグ・オブ・レジェンズは競技人口が約1億人とメーカーが公式発表しており、DOTA2では約2,000万人いると言われています。
これだけ世界では遊ばれているゲームですが、日本でのMOBAの認知度はまだまだ低いのが現状です。
観戦向き
MOBAは1試合20分~30分程度です。毎試合、戦況が変わり見ていて飽きがこず、基本的なルールを覚えていれば観戦するだけでも面白いです。
「YouTube」や「ニコニコ動画」「Twitch」など、ゲーム配信がメジャーとなり、ネットで気軽に観戦することができるので、MOBAの普及の追い風になることでしょう。
おすすめのゲームタイトル【MOBA】
おすすめのMOBAゲームをPCとスマホ別で紹介します。
どれも無料でプレイが可能です。気になったタイトルはぜひダウンロードしてみてください。
PCのおすすめMOBA
League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)
開発元:ライアットゲームズ
対応ハード:Microsoft Windows, macOS
ジャンル:マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)
稼働時期:2009年10月27日
プレイ人数:1~10人
公式HP:https://jp.leagueoflegends.com/ja/
全世界で1億人以上が熱狂プレイしている大人気のMOBAゲームです。
略称はLoL(ロル)と呼ばれ、2012年、世界で最もプレイヤー数の多いPCゲームとされています。
米国ではプロスポーツ選手用のビザが認定されるなど、プロゲーマーが競い合うエレクトロニック・スポーツの種目としても注目されています。
DOTA2
開発元:Valve Corporation
対応ハード:Microsoft Windows, macOS,Linux
ジャンル:マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)
発売日:[Windows]2013年7月9日 / [OS X/Linux]2013年7月18日
プレイ人数:1~10人
公式HP:http://blog.dota2.com/?l=japanese
League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)にも負けず劣らない、大人気MOBAゲームです。
特徴的なのは賞金の高さです。毎年8月にシアトルのキーアリーナで開催されるThe Internationalは世界最高賞金額の大会であり、Dota 2の頂点を決める最高峰の大会でもあります。
ほかにメジャー大会も年数回実施されています。
スマホのおすすめMOBA
伝説対決-Arena of Valor-
開発元:Tencent Games/DeNA Co.,Ltd
対応OS:IOS,Android
推薦端末:iOS9以上(iPhone5s以降) Android4.0.3以上(RAM 2GB以上)
※一部端末を除きます
ジャンル:マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)
発売日:2018/11/28
プレイ人数:1~10人
公式HP:https://www.arenaofvalor.jp/
ユーザー数2億人を突破した大人気スマホMOBAゲームです。
2019年6月27日(木)に、ベトナムで世界大会「Arena of Valor World Cup 2019(AWC 2019)」も開催されており、大いに盛り上がっています。
モバイル・レジェンド:Bang Bang
販売元:shanghai moonton Technology Co.,Ltd
対応OS:IOS,Android
ジャンル:マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)
発売日:2016-11-11
プレイ人数:1~10人
公式HP:https://m.mobilelegends.com/en
全世界で3億ダウンロード、月間MAU6,000万の大人気スマホMOBAゲームです。
App Store・Googleplayのレビュー評価も高く、みんなから愛されていますね。
東南アジア競技大会の正式種目として参入していて、今後は日本でも様々な大会でモバイルレジェンドのeスポーツ競技が行われることになりそうです。
まとめ
MOBAは世界で愛されているゲームの一つです。
課金要素がなく、戦術やゲームスキルだけで勝負できるので、腕に自身がある方にはおすすめです。
日本では、他のゲームジャンルほど普及していないイメージがありますが、最近では公式の世界大会も開かれ、これから期待が高まるゲームですよね。
逆を返せば、今から初めることで有名プレイヤーに近づくことができるかもしれません。
ぜひ、一度プレイしてみてください。