GeForceNOWは、SoftBank社が提供しているクラウドゲームサービスです。
本来、PS4やPCなどに入っているソフトを使用してプレイしますが、クラウドゲームでは、ゲーム自体をクラウド上に保存します。
それを自身のスマホやPCなどの端末でいつでも・どこでもプレイできちゃうサービスというわけです。
そこで!今回はクラウドゲームサービスである「GeForce NOW」の基本情報から特徴や魅力、対応タイトルまで初心者の方でも分かりやすく徹底解説します。
- GeForce NOWについて詳しく知りたい
- 低スペック端末だけどオンラインゲームで遊びたい
- 画面カクカク・スマホ熱々からさよならしたい
本記事を読めば、GeForce NOWを利用するべきかどうかを判断できるようになりますよ!
Contents
GeForce NOWの基本情報を知ろう!
サービス名 | GeForce NOW Powered by SoftBank |
---|---|
サービス提供会社 | ソフトバンク株式会社 |
対応タイトル | 600タイトル以上 |
対応端末 | Mac、WindowsPC、Android、iPhone / iPad |
利用料金 | 月額1,800円(税抜) ※ゲーム購入にはストアで別途購入が必要 |
お試し期間 | 31日間 |
URL |
「GeForce NOW」は、米NVIDIAとソフトバンク株式会社が協業し、日本版「GeForce NOW Powered by SoftBank」として、2020年6月10日に正式にサービスが開始されました。
今まで、数十万する高スペックPCや自作PCを活用してゲームを快適にプレイしてきましたが、もうそんな必要はありません。
「GeForce NOW」はストーリミング配信なので、「Fortnite」や「ApexLegends」などプレイに大きな負荷がかかるゲームでもお持ちのノートパソコンやスマホから十分に楽しめます。
GeForce NOW公式サイトへ
GeForce NOWの料金は?いくらかかるの?
GeForce NOWは月額1,800円(税抜)で利用できます。
また31日間無料のお試し期間があるため、お試し期間でGeForce NOWの雰囲気を確かめられます。
ゲームタイトルは別途購入が必要ですが、高機能なゲーム用PCを買うことを考慮すれば、お得に感じる方も多いでしょう。
GeForce NOW公式サイトへ
GeForce NOWのシステム要件
GeForce NOWでプレイするには、システム要件を守る必要があります。
システム用件について使用するデバイス別にまとめました。
システム要件一覧表
対応端末 | ハードウェア要件 | インターネット動作環境 | キーボードとマウス | 動作確認済みゲームパッド | |
---|---|---|---|---|---|
MacOS | macOS 10.10以降 | 2.0GHz以上のデュアルコアX86 CPU 4GBのシステムメモリ 少なくともDirectX 11をサポートするGPU または、NVIDIA GeForce 600シリーズ以降 AMD Radeon HD 3000シリーズ以降 Intel HD Graphics 2000シリーズ以降のいずれか |
有線または5GHzのWi-Fi環境 15Mbps以上の通信速度(推奨25Mbps) |
ほぼ全てのキーボード、マウスで正常に動作いたします。 | Sony DualShock 4コントローラー(USB有線接続およびBluetooth) Logitech Gamepad F310 / F510 / F710 Microsoft Xbox 360およびXbox One有線コントローラー(USB有線接続) |
Windows PC | Windows 7以降(64bitのみ) ※32bit版のサポートはしていませんのでご注意ください。 |
2.0GHz以上のデュアルコアX86 CPU 4GBのシステムメモリ 少なくともDirectX 11をサポートするGPU または、NVIDIA GeForce 600シリーズ以降 AMD Radeon HD 3000シリーズ以降 Intel HD Graphics 2000シリーズ以降のいずれか |
有線または5GHzのWi-Fi環境 15Mbps以上の通信速度(推奨25Mbps) |
ほぼ全てのキーボード、マウスで正常に動作いたします。 | Sony DualShock 4コントローラー(USB有線接続およびBluetooth) Logitech Gamepad F310 / F510 / F710 Microsoft Xbox 360およびXbox One有線コントローラー(USB有線接続) |
Android | Android 5.0以降、メモリ2GB以上、OpenGL ES3.2以上 | – | 15Mbps以上の通信速度(推奨25Mbps) | – | Razer Raiju Mobile Steelseries XL Steelseries Stratus Duo Sony DualShock 4コントローラー(USB有線接続) Microsoft Xbox 360コントローラー(有線接続) Microsoft Xbox Oneコントローラー(Bluetooth接続) |
GeForce NOWの特徴と魅力7つ
GeForce NOWでは、今まで得られなかったゲームプレイを体験できるようになります。
なかでも、GeForce NOWの特徴や魅力を6つご紹介します。
- デバイスや場所に縛られないでプレイ可能
- スペックに影響されずにプレイ可能
- マルチプレイゲームも対応
- ゲームプレイ動画も簡単に記録できる
- 今までプレイしたゲームセーブデータも引き継ぎ可能
- ゲームデータはクラウド上に自動保存
- 対応タイトル600本以上
1.デバイスや場所に縛られないでプレイ可能
GeForce NOWでは、PCやスマホ、タブレットなど、あらゆるデバイスからいつでも・どこでもゲームをプレイできます。
デスクトップパソコンなど家から動かすことができなかった方でも、ちょっとした外出先や知人と集まってスマホで楽しむなんてことも可能です。
2.スペックに影響されずにプレイ可能
2つ目は、使用するデバイスのスペックに影響なく快適にゲームをプレイ可能です。
負荷の大きいゲームをプレイするとなりやすい画面のカクつき、スマホやPCが熱くなるなんてこともなくなります。
3.マルチプレイゲームも対応
GeForce NOWに対応しているゲームジャンルは様々で、1人用ゲームだけでなくMOBAやFPSなどマルチプレイコンテンツがあるゲームもプレイすることが可能です。
4.ゲームプレイ動画も簡単に記録できる
PCでGeForce NOWをプレイする場合「NVIDIA Highlights」機能を使ってゲームプレイ動画を自動で記録してくれます。
そのため、YouTubeなどの動画配信サイトへのアップロードも簡単です。
5.今までプレイしたゲームセーブデータも引き継ぎ可能
GeForce NOWでプレイできるゲームを元々持っている場合、新しく買い直す必要はなくセーブデータを引き継いでプレイできます。
6.ゲームデータはクラウド上に自動保存
GeForce NOWではゲームデータはクラウド上に自動保存されるため、PCやスマホの容量を圧迫することはありません。
また、GeForce NOWの契約を解除した後でも、ゲームデータは手元に残るのでゲーミングPCを購入した後にGeForce NOWでプレイしていたゲームデータの続きから遊べます。
7.対応タイトル600本以上
GeForce NOWでプレイできるゲームタイトルは600タイトル以上です。
GeForce NOW公式サイトへ
GeForceNOWでプレイできる対応タイトル
では実際にGeForceNOWでプレイできるゲームタイトルを少しご紹介します。
- Apex Legends
- Fortnite
- League of Legends
- Dead by Daylight
- Destiny 2
他の対応タイトルを一覧で見たい方はこちらの記事をチェックしてみてください。
Apex Legends
開発元:Respawn Entertainment
ジャンル:F2Pバトルロイヤル
プレイ人数:最大60(3人×20チーム)
CERO年齢区分:D(17歳以上)
HP:https://www.ea.com/ja-jp/games/apex-legends
Apex Legendsは、バトルロワイヤル形式のFPSゲームです。
レジェンドと呼ばれる個性的なキャラクターから1名を選択し、他のプレイヤーと個性的なスキルを組み合わせて、最後まで生き残った者が勝利となります。
リリース後からわずか3日で1,000万人以上のプレイヤーがダウンロードされ、同時接続プレイヤー数は100万人にも到達され、今もなお伸びている人気のゲームです。
Fortnite
販売元: Epic Games
ジャンル:TPS(サードパーソン・シューティングゲーム)
プレイ人数:最大100人
CERO:C(15才以上対象)
公式HP:https://www.epicgames.com/fortnite/ja/battle-pass/season-8
フォートナイトは、最大100人で最後の1人または1組になるまで戦うバトルロワイヤル形式のTPSです。
他のTPS/FPSとの違いは、集めた素材で壁や坂を作るなどの建築要素が取り入れられていることです。
フィールドに落ちている資材を使って、クラフトすることで砦を始めとした拠点を作ることができるため、地形による有利不利などの差を少ない高いゲーム性があります。
League of Legends
開発元:ライアットゲームズ
ジャンル:マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)
稼働時期:2009年10月27日
プレイ人数:1~10人
公式HP:https://jp.leagueoflegends.com/ja/
全世界で1億人以上が熱狂プレイしている大人気のMOBAゲームです。
略称はLoL(ロル)と呼ばれ、2012年、世界で最もプレイヤー数の多いPCゲームとされています。
米国ではプロスポーツ選手用のビザが認定されるなど、プロゲーマーが競い合うエレクトロニック・スポーツの種目としても注目されています。
Dead by Daylight
開発元:Behaviour Digital Inc.
ジャンル:非対称型対戦サバイバルホラーゲーム
プレイ人数:最大5人(4対1)
CERO:Z(18才以上のみ対象)
公式サイト:https://deadbydaylight.com/en
Dead by Daylightは、世界中で人気のある大人気のホラーサバイバルゲームです。
1人のプレイヤーが殺人鬼(キラー)を操作し、残り4人のプレイヤーたちが生存者(サバイバー)がキラーから逃げながら脱出を試みる壮絶な鬼ごっこを繰り広げます。
Destiny 2
開発元:バンジー
ジャンル:アクションロールプレイングゲーム、FPS
人数:1人以上(オンライン専用)
CERO:D(17才以上対象)
公式サイト:https://www.bungie.net/7/ja/Destiny/NewLight
Destiny 2は、単一の進化し続ける世界を舞台にした無料プレイ可能なアクションMMOで、時間や場所を問わず友だちと一緒にプレイすることができます。
個性的な武器、アーマー、装備を集めて好みのガーディアンとプレイスタイルを確立しつつ、他のガーディアンと協力して難関ミッションに参加、あるいは数あるPvPモードで対戦することができます。
まとめ:クラウドゲームはモバイルと同様にゲームに変革を起こす
以上、「GeForce NOW」の基本情報から特徴や魅力、対応タイトルまで解説しました。
GeForce NOWのようなクラウドゲームは、スマートフォン到来の時と同じように、やがてはクラウドゲームは今までのゲームビジネス全体の前提を覆す存在となる可能性があります。
実際、クラウドゲーム市場は、2019年の3億600万米ドルから2024年には31億700万米ドルに達すると予測されており、GoogleのStadiaやMicrosoftのXCloudなど大手企業が続々と参入しています。
通信環境が5Gになり、通信速度さえ安定すれば誰もがクラウドゲームを通じて気軽にゲームを楽しめるようになるでしょう。
GeForce NOW公式サイトへ